千綿偉功
物心ついた時にはすでに“うたうことが大好き”だった。

中学三年生の時、友達のバンドにVoとして誘われる。
高校に入り、新しく、バンド『The EDGE』を組む。
卒業と同時に寝台特急「さくら」で上京。

バンド解散後、ユニット『CHASE』を結成。
1993年10月、ヤマハ 2ndミュージッククエスト世界大会でグランプリ受賞。
翌1994年3月、東芝EMIよりメジャーデビュー。

その後、1998年にはSONY RECORDSよりソロデビューし、1999年の夏から本格的に弾き語りライブを始める。
2000年5月。渋谷nestにてソロ初ワンマン。唄会第一幕。

2001年1月にcocoro records(ココロレコード)を設立。
日本テレビのニュース番組「きょうの出来事」のエンディングテーマに起用された『祈り』、フジテレビのアニメ「金色のガッシュベル!」の主題歌になった『カサブタ』など、シングル、アルバムのリリースを重ねるとともに、全国各地で精力的にライブ活動を展開していく。
2003、2004、2005年と、SHIBUYA-AXでワンマンライブ。

2006年7月22日。SHIBUYA-AXにて唄会最終幕。59回を数えた「唄会」に幕を下ろし、同8月、活動の母体であったcocoro recordsを発展的解消。
その秋、全国で公開された長澤雅彦監督の映画「夜のピクニック」で、『逢えない夜を越えて』(’04発売シングル)が挿入歌として使われる。

数ヶ月の充電期間を経て、2007年春より本名『千綿偉功』と戻し、活動を再開。

2007年夏、ふるさと佐賀で開催された「2007青春・佐賀総体」の“高校生一人一役活動”テーマ曲『君色の風 ~想(おもい)~』をリリース。
高校生の詞に千綿が曲を付け完成したこの唄が、大会を盛り上げた。

2008年2月、両A面マキシシングル『beginning/道化師のソネット』リリース。
さだまさしさんの名曲『道化師のソネット』に胸を打たれ、初のカバーに挑戦。
同年3月、東京・リキッドルームにて待望のバンドワンマンライブ。

2009年6月、マキシシングル『アイノウタ』リリース。
C/Wには、鹿児島の「知覧特攻平和会館」を訪れたことが切っ掛けで生まれた『ありがとう~知覧よりの手紙~』を収録。
この夏、東京・名古屋・京都・広島・福岡・長崎を回るワンマンツアーの他、札幌・宮崎・鹿児島でもレコ発ワンマンを開催する。

2012年3月9日。待望のNewアルバム『サンキュー』を全国発売。
これまでライブでしか披露されていなかった曲たちや書き下ろしの新曲まで、全12曲が収録される。(他B.T1曲あり)
バンドアレンジからアコースティック、弾き語りまで、千綿の唄の魅力が余すところなく詰め込まれた「ベスト盤」とも言える1枚となった。
オリジナルフルアルバムとしては実に6年半ぶりのリリースである。

2012年秋。Newアルバム『サンキュー』を引っさげ、全国ツアーへ。
長崎・鹿児島・神戸・広島・山形・仙台・札幌・名古屋・大阪・福岡・佐賀と、11の街を廻った自身最大のワンマンツアーも大盛況に終わる。

そして、その総決算として・・・。
2013年4月6日。渋谷O-EASTにてBirthdayバンドワンマンライブを開催。
大成功を収める。(※集客 500人)

2008年より故郷佐賀で1000人規模のチャリティーライブ「HOME」を発起する
(※2019年夏で12回目を迎えた)など、全国各地で精力的にライブ活動を展開している。

フジテレビ系アニメ「デジモンアドベンチャー」の主題歌『Butter-Fly』の作詞作曲を手掛ける他、松井恵理子さん、遠藤正明さんへ、などなど、楽曲提供も多数。

2024年秋開催、ふるさと佐賀での“国スポ”(国民スポーツ大会) “全障スポ”(全国障害者スポーツ大会):通称「SAGA2024」のイメージソング『Batons~キミの夢が叶う時~』の作曲&補作詞を担当。(※歌唱は同じく佐賀県出身の鷲尾伶菜さん)

2024年3月30日。
ユニット『CHASE』でのメジャーデビューから丸30年の記念すべき日に、待望のNewアルバム『』を全国発売。
聴き手の心に寄り添うメッセージソング10曲が収録された、この10年間の集大成となる1枚である。

50歳からでも遅すぎることはないとの志のもと“日本武道館ワンマン”を目指している孤高の唄うたい。

世代やジャンを超えて聴き手の心に響くその唄声を、ぜひ生で感じてください。
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