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Chiwata's Diary
2013/01/19 19:30 『1/17 代官山・晴れたら空に豆まいて』

 今日の東京は天気が良かったね〜。今日は朝から外出していて、お昼すぎには用が済んだんですが、余りにも青空とお日様が気持ち良くて、ついつい、都心を2時間ほどブラブラと散歩してしまいました。みんなはどんな週末を過ごしていますか?


 さてさて。一昨日、1/17は、代官山の「晴れたら空に豆まいて」で唄ってきました。カケラバンクが企画している「暗闇トリップ」というイベントだったんですが、これがね〜、とっても素敵な空間&時間だったんですよ〜。カケラバンクの二人と初めて共演したのは、昨年5月の名古屋ハートランド。その時の楽屋で結構深い話なんかもしたお陰で、すでに良い感じに距離が縮まりました。その後、あまり時間を空けないうちに、彼らからイベントのお誘いをいただきましたが、昨年中はなかなかタイミングが合わず・・・、年を越して今回の出演となりました。4組の出演者が、会場の四隅に陣取り、他の人が唄っている時も常にその場に居て、前の人からのバトンを受け取り、次の人へバトンタッチして行きます。マイクやスピーカーなどの音響システムは一切使わず、完全に生声生音。照明機材も一切使わず、自分の陣取った場所に1組4本(計16本)のロウソクが用意されているだけ。1曲唄い終わったら、自分の前のロウソクを1本ずつ消して行き、最後には、本当に真っ暗になりました。その中で、セッションを1曲。音響、照明、余計な演出などが無い分、聞き耳を立てて、一音一音に集中します。唄ってる僕らも、一言一言を大事に届けようと、神経を集中させます。生声生音でのライブは今まで何度かやったことがありますが、暗闇の中でのライブは初めてだったかも知れません。スピーカーを通さない、生の声や音が、確かに"そこに"生きているんだ!って、目には見えないはずのものが、何だか「形」を持っているような感覚で、五感を通して伝わってくるんですね。いや〜、魂がフラットで居られる、素敵なイベントでしたよ。前の人がどんなMCをして、どんな曲を歌ってバトンを渡してくれるのか分からないので、やる曲や曲順は全てを決め込まず挑んだんですが、そんな緊張感も心地よく感じられました。誘ってくれた「カケラバンク」、初共演の「玉城ちはる」さんと「林明日香」さん、ありがとう。そして、駆けつけてくれたみんな、一緒にあの空気を作ってくれて、どうもありがとね。


<1/17 東京・代官山 晴れたら空に豆まいて>
※「カケラバンク」→「林明日香」→「千綿偉功」→
 「玉城ちはる」の順で4回まわし。
1. 汚れたシャツを着て
2. Dear〜愛する君へ〜
3. アイブミ〜Love Letter〜
4. なにもないけど
ラストセッション. おやすみ/※カケラと玉城さんの合作曲


 今日は、朝から豊島区の巣鴨近辺まで行ってきました。東京を拠点に活動している佐賀の後輩のジャズベーシストがいるんですが、彼がジャズメンのバンド仲間を集めて、ボランティアで演奏会をするということで、そこで唄ってきました。普段、なかなか生の音楽に触れる機会がないであろう、小さな子供たちやその親御さん達、そしてご年配の方々に、生きた音を楽しんでほしいというピュアな想いで、仲間と一緒に色んな所に出向いてボランティアでライブをやっているという、その後輩ベーシスト。彼から「千綿さん、良かったら歌いにきてくれない?」とメールをもらったのでした。今日の会場は、公民館というか児童館というか、町の方々がいつでも利用できるような区の施設の集会場でした。朝9時に会場に着いて、メンバーさんと初顔合わせ。そこで初めて楽譜が渡されて、細かい部分の口頭確認。ジャズメンの人たちって、さすがセッションで鍛えられているから、「初見」での演奏は当たり前なんですよね。ホントすごいな〜って感心させられます。僕は、今日はギターは持たず、「見上げてごらん夜の星を」と「上を向いて歩こう」を唄わせてもらうことになっていたので、音合わせで1回ずつ通してリハは終了。後輩のウッドベースの他に、楽器は、ピアノ、トランペット、トロンボーン、パーカッションという構成でした。会場には特にイスがある訳ではなく、広〜いブルーシートが数枚敷かれているだけ。10時半ごろから、会場に人が集まり始めました。2〜3才の子供もいたかな〜。小学生も多かったな〜。その親御さん達や80〜90代のおじいちゃんおばあちゃんまで、90人弱は集まっていたでしょうか。みんなも一緒に演奏に参加しよう!という試みで、一人に一つ、組み立てた空の段ボールが用意されていました。それを、パーカッショニストさんの指導のもと、合図に合わせてひたすら叩く、叩く、叩く。そんなコーナーもあって、会場は笑顔が溢れていました。段ボールだって楽器になるんです。世代を超えて楽しめる魅力が、音楽にはやっぱり備わってますね。「うたのお兄さんですよ〜」と紹介されて始まった僕の「歌コーナー」(※前出の2曲の他に「ふるさと」をアカペラで歌いました)でも、子供達は目をキラキラさせて聴いてくれていたり、おじいちゃんおばあちゃんは一緒に口ずさんでくれたり、楽しんでくれている様子でした。「社会貢献」なんて言えるほどそんな大したことではないですが、いま自分がこの歳になって、ずっと続けてきた「唄」を通じて社会と交われる機会を得られることは、本当に嬉しいことだな〜と、改めて感じました。また機会があったら、こういう活動も出来る範囲で続けていきたいと思います。


 ・・・と、そんな感じで、今日は午前中からメチャクチャ良い気分になったので、演奏会が終わったその足で『よし!歩くぞー!』ってなっちゃったわけです(笑)。巣鴨近辺から、気がつけば新宿まで歩いてました。知らない道を選んで進んで、頑張って「迷子」になろうと試みたんですが・・・、無理でした(笑)。


 さっ、明日も唄いますよ! 明日は群馬・前橋「夢スタジオ」でのライブです。「秋セン」企画のイベント「歌三昧」に呼んでもらいました。久々の群馬やね。なかなか唄いに行けない街だから、一瞬一瞬、大事に楽しみたいと思います。

 
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 ではでは、明日、前橋で。みんな、待っとっよ?。

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