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Chiwata's Diary
2006/12/23 15:12 <旅日記 2>

『到着〜1日目』

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 ほぼ午前10時ちょうど、石垣空港に着陸。日差しはなく曇天。所々に色濃い雲も混じる、あいにくの空模様。空港ターミナルを10:10過ぎには出発。バスやタクシーには見向きもせず、まずは空港から東へ歩くことに。国道390号線をひたすら2時間。何もない。

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 正午を回った。その辺りで一軒の食堂を見付け、昼メシにする。腹ぺこだったのに加え、喉も乾いていたので「石垣島ビール」と「ゴーヤチャンプル」、追加で「八重山そば」、と、結構なボリュームに腹も膨れた。

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 1時間ほどゆっくりし店を出る。さて、今夜の宿を探しに後3〜4時間は歩かなきゃな!と意気勇んで踏み出したその途端、石垣に住む例のミュージシャン友達から電話が入る。
(友)『おう千綿、今どこにいる?』
(千)『白保食堂の前』
(友)『今から顔見に行くからそこで待ってて!』
ということで待つこと10分弱。ニコニコしながら軽自動車でやってきた友達。再会の感動に浸る間もなく『まぁ乗って』と言われ、そのまま“ラチ”られた。

 僕が次の日までかかって歩いて行こうと思っていた道のりをドライブ。『実は明日、最北端の平久保崎まで歩いて行こうと思ってたんだ』と言うと、『無茶すぎるからやめとけ!』と忠告された。実際のところ車で走ってみると、予想以上に、あまりにも遠く、道すがら野宿できるような場所など何もなかった。ちょっと甘く見ていたかも・・・と反省。早くも、「島内徒歩一周計画」は断念。

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 平久保崎の灯台から市街地まで戻ってもらい、缶コーヒーをすすりながら語り合っていたら気が付けば17時前。20時半くらいにまた会う約束をし、右も左も分からない街の中心部で車を降りた。さて、どっちへ行こうか。

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 気の向くままに、3時間歩いた。あてもなく、よく歩けるもんだと自分でも思う。知らない街を、しかも誰にも邪魔されず歩く、あの感覚が僕は大好きだ。そのあと友達から電話があり、合流して晩メシを食べた。彼が今やっている事や抱えてる想い、そして僕の今の状況や二人の思い出話などを酒のつまみに、気が付けば泡盛1本を飲み干していた。故郷の石垣島に帰って「生きて行く」ということに向き合っている彼の姿はとても活き活きしていて、とても刺激になったなぁ。今夜は彼の自宅にお世話になることに。明日にそなえ、0時には布団に入る。う〜ん、今夜はいい酒だった。おやすみ〜。つづく。

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